2017年5月26日金曜日

◆各種イベントのお知らせ◆


俳句集団【itak】事務局です。
初夏の気持ち良い風が渡る季節になってきました。
今週末からの俳句・文学イベントをおしらせします。
まずはこの日曜日、当会代表五十嵐秀彦さんの講演がございます。
お近くにいらっしゃる方は是非ご聴講ください。

翌週は櫂未知子さんのご講演、翌々週は俳句甲子園地方大会札幌会場。
お誘いあわせの上是非ご聴講ご観覧ご参加くださいませ。

 
①5/28(日)第40回雪華年次大会・講演 講演聴講無料

場所:アートホテル旭川(旭川市7条通6丁目)TEL:0166-25-8811
講演:五十嵐秀彦「寺山修司俳句~現実と虚構の境界~」

時刻:12時50分頃から1時間程度
※受付で「講演を聴きに来ました」とお申し出ください。


②6/4(日)第62回全道俳句大会・記念講演 講演聴講無料
 
場所:札幌すみれホテル(中央区北1条西2丁目)TEL:011-758-3111
講演:櫂 未知子「陸封の文学-ユニークな俳人たち-」

時刻:13時から
※受付で「講演を聴きに来ました」とお申し出ください。


③6/10(土)俳句甲子園札幌会場(予選) 観覧無料
 
場所:札幌市教育文化会館(中央区北1条西13丁目)TEL:011-271-5811
出場:旭川東高等学校・小樽潮陵高等学校・札幌創成高等学校

時刻:10時から出場校受付
開会式:10:20~10:40
試合:10:50~15:30(1試合40分)途中昼食休憩有り
表彰式:15:50~16:20

※中途入退場構いません(試合中の入退場はお静かに願います)。


④7/8(土)俳句集団【itak】第31回イベント 参加料500円・高校生以下無料
場所:北海道立文学館大講堂(中央区中島公園1-4)TEL:090-3398-3457
講演:古家 昌伸「『新・北のうた暦』と大岡 信」

※お申込受付中ですが当日の参加もお待ちしております。


⑤7/9(日)第2回文学フリマ札幌 入場無料
場所:札幌テレビ塔2階(札幌市中央区大通西1丁目)
俳句集団【itak】のブース位置:お-3、4(南側窓際)
※参加者のみなさまの句集・結社誌の有料・無料頒布、
  句会案内チラシ等配布物もお預かりします。



【itak】関係者も随所でうろうろしております!
お気軽にお声掛けくださいね!




 

2017年5月24日水曜日

第31回俳句集団【itak】イベントを終えて



俳句集団【itak】第31回イベントを終えて 

俳句集団【itak】旗揚5周年記念企画
『 北海道立文学館・中島公園吟行句会 』
 
~俳句集団【itak】は旗揚5周年となりました~

五十嵐秀彦



 
思い返せば5年前、2012年5月12日のこと。俳句集団【itak】の第1回イベントが札幌市中央区民センターで開催され、それが運動の旗揚げとなりました。
なにができるかよくわからないけれど、とにかく一歩踏み出してみよう。そんな頼りない思いでの旗揚げだったことを、いま思い出しています。


特に明確なポリシーなどはなかったし、いまもそんなものはないようです。
ただ、このまま誰も何もしなければ遠からず北海道の俳句は死んでしまう。
その思いだけはとても強いものでした(【itak】第1回イベントを終えて~五十嵐秀彦)。
 http://itakhaiku.blogspot.jp/2012/05/1-itakhaikugmail.html


あれから5年。【itak】の存在も年々広く知られるようになりましたが、まだまだ北海道の俳句の世界が元気を取り戻したとまでは言えません。
【itak】は、北海道俳句界に確固たる位置を得たいとは露ほども考えておりません。
そうではなくて、固まってしまっているものを少しでも崩して、岩が転がり出すように状況を流動化させるための、ひとつの文芸運動でありたいのです。
そのためには、5年続いたという継続性に、誇らしさ以上の不安もあります。


【itak】が固まってしまっては本末転倒です。

これから何ができるのか、それを模索する6年目が始まりました。


5月13日、第31回イベントをいまやすっかりホームとなった道立文学館で開催しました。5周年記念と銘打って、初の吟行句会としてみました。
道立文学館が建つ中島公園を中心におのおの吟行してもらい、そこで作った句を持って、会場集合。


そこからが【itak】流の独自企画です。
参加者には巨大な模造紙の短冊が配られ、会場に設けられたテーブルでマジックを使い自分で自分の句を書きます。
それを幹事が集め、会場となっている道立文学館地下講堂の壁に次々とランダムに無記名で貼り出してゆきます。


ここから第2の吟行の開始です。
各自適当に歩き回りながら壁に貼られた大短冊の句を「吟行」(選句)するのです。
いつもと違って作者自身の手によって書かれた字には作者の思いがこめられていて、どれもとても味があり、「私を見て!」と語りかけてくるようでした。


好きな句を3つ選ぶと、選者の名を記したポストイットを大短冊の下に仕掛けられたエプロンをめくりあげて貼ってゆきます。
エプロンをめくってしまってから選を変えるのは反則。めくってみるとポストイットだらけだったり、からっぽだったりするのです。
それがまた面白く、わくわくしながらポストイットを貼って歩き回ります。



選句を終えたら、次は壁の端から短冊の枚数ごとにコメンテータを交代しつつ次々と披講してゆきます。


コメンテータは4人。
橋本喜夫、松王かをり、籬朱子、五十嵐秀彦。
そして司会は青山酔鳴が通しで担当しました。


披講の時に初めてエプロンが剥がされて選句結果がわかる趣向です。
初めての試みでしたので、進行にややぎこちなさや不備もありましたが、予想以上に面白い句会になったと思います。


今回やってみて気づいたことは、作者肉筆のすばらしさでした。
字の上手い下手ではないのです。


どの短冊も個性的で、句に説得力を与えていました。3句選では足りない、もっと取りたいと思わせる力が文字からにじみ出ておりました。



今回のイベントの参加者は50名、投句者は48名。
2句投句、計96枚の大短冊の迫力を堪能したひとときとなりました。
また、高校を卒業し大学に進学した若い俳人たちなど4名が参加してくれたのもうれしいことでした。


俳句をとおして愉快な時間を過ごす。その豊かさにあらためて俳句文芸の底の深さを感じることができたのではないでしょうか。
また機会を見てやってみますのでご期待ください。




夜の懇親会にも18名が参加してくださり、なごやかに楽しい時を過ごしました。
ご参加の皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。



◇◇◇


さて、7月8日(土)の第32回イベントは、北海道新聞文化部記者の古家昌伸(こいえ・まさのぶ)さんを迎えて、「『新・北のうた暦』と大岡信」という講演を予定しております。

今年の3月から北海道新聞朝刊で「新・北のうた暦」という短詩コラムの連載が始まりました。
執筆陣は8名。俳句は五十嵐秀彦、石川青狼、久保田哲子、橋本喜夫、安田豆作の5名、短歌は田中綾、月岡道晴、山田航の3名。
【itak】ゆかりの作家が多く参加しております。
そして古家昌伸さんこそこの企画の仕掛け人なのです。


その古家さんに、「新・北のうた暦」にかける思いやウラ話などお話しいただき、当日参加の執筆者数名をまじえたディスカッションも予定しております。


俳句集団【itak】第32回イベントは7月8日(土)午後1時~4時50分
いつもの北海道立文学館地下講堂。
参加料も変わらず500円、高校生以下無料です。

ぜひご参加ください。お待ちしております。

2017年5月14日日曜日

第31回俳句集団【itak】イベントは無事終了しました

 

昨日は俳句集団【itak】の第31回イベントにお越しいただきまして誠にありがとうございました。
俳句集団【itak】旗揚5周年記念企画『 北海道立文学館・中島公園吟行句会 』はいかがでしたでしょうか。どうぞご感想などをお寄せ下さいませ。
今回は50名のみなさんにご参加いただき、投句総数も96句となりました。
当日参加下さった方も多くいらっしゃり、心より感謝いたします。


今回は抄録にかわりまして全句の句会報を公開する予定です
また、「句会評」「人気五句」「読む」企画などを随時アップの予定です。只今皆さんの原稿を鋭意募集中です(ごめんなさい、原稿料はありません)。 

itak】のブログは参加されたみなさんの発表の場でもあります。記事についてのコメントやツイッター等での評を頂けますと大変に励みになります。また、みなさまの作品もお寄せください。既発表作でも構いません。エッセイ、回文、短歌、どんなジャンルでも結構です。どうぞよろしくお願いします。

次回は7月8日(土)13:00から、北海道立文学館・地下講堂にて開催の予定となっております。
北海道新聞記者・古家昌伸さんによる講演会『「新・北のうた暦」と大岡信』を行います。
3月からリレー連載されている朝刊コラム「新・北のうた暦」。
今回はこれらのコラムや講演会を担当する北海道新聞記者・古家昌伸さんが、この企画が生まれた背景や意義を語るとともに、朝日新聞「折々のうた」でも知られる詩人の大岡信さんや、大岡さんとも親しかった詩人の谷川俊太郎さんの仕事などについて語り ます。

みなさまお誘いあわせのうえご参加くださいませ。

詳細はメール・ブログ・Facebook・ツイッターなどで改めてご案内させていただきます。
以下のメールアドレスに随時お問合せくださいませ。 
 



ひとまずは取り急ぎの御礼まで。
今後とも俳句集団【itak】をどうぞよろしくお願いいたします。



俳句集団【itak】幹事一同

2017年5月11日木曜日

第31回俳句集団【itak】イベントはいよいよ明後日です!<開催要項です>



俳句集団【itak】事務局です。
第31回イベントはいよいよ明後日となりました。
なにぶん初めての企画で戸惑う方もお出でと思いますので
開催要項の最終確認をいたします。

(1)第31回イベントのご案内

◆日時:平成29年5月13日(土)
      13:00~16:50(受付開始は12:30)
◆場所:北海道立文学館 講堂
     札幌市中央区中島公園1番4号
     

■プログラム■

第一部 俳句集団【itak】旗揚五周年記念・吟行句会 
『北海道立文学館・中島公園吟行句会』-大短冊貼出-

※開始時刻まで、北海道立文学館・中島公園を各自自由に吟行し
 2句作ってお持ちになってください。大短冊は各自で書いていただく予定です。

第二部
 句会(当季雑詠吟行句2句出句)

 <参加料>
 一     般  500円
 高校生以下  無  料(但し引率の大人の方は500円を頂きます)

※出来る限り、釣り銭の無いようにお願い致します。
※イベント後、懇親会を行います(実費別途)。
店舗手配の都合上、懇親会は事前のお申し込みが必要になります。
会場および会費など、詳細は下記詳細をご覧ください。
参加ご希望の方は下記メールに
「第31回イベント参加希望」のタイトルでお申込み下さい。
会場準備の都合上、なるべく事前の参加申込みをお願いします。
イベントお申込みは本日5月11日までとなっておりましたが
以降もご遠慮なくメールまたはFAXにてお問い合わせ下さい。
いつものように当日参加も歓迎です。

   itakhaiku@gmail.com

お申し込みには下記のいずれかを明記してくださいませ。
①吟行・句会ともに参加(当日13時15分までに受付にて投句願います)。
②第二部 句会見学・選句のみ参加(投句の方は第一部に必ずご参加ください)。

なお、受付開始12時半。投句締切は13時15分です。大短冊は各自清記ください。 
筆記用具など譲り合ってご使用願います(不明点はスタッフにお尋ねください)。
また、天候や交通状況で投句に間に合わない場合等は、見学・選句のみのご参加となります。

※今回の投句はすべてブログ掲載を前提としておりますのでご了承ください。
  なお欠席投句はお受けしておりません。


<開催要領>

①吟行(中島公園散策)
 これは各自が午前中に行ってください。
 集合してから全員で移動という方式ではありません。
 悪天候の場合はご無理なさらず、文学館内を吟行していただいて構いません。
 おうちを出たら吟行です。到着までの道筋を詠んでいただくのもOKです。

②受付・投句(大短冊各自清記)
 参加料と引換に大短冊をお渡ししますので各自清記してください。

③回収
 大短冊と引換に選句シールをお渡しします。

④大短冊貼出し→選句
 選句後、シールを大短冊に貼付ください。
 その際シールに記名と、選句の番号を忘れずにご記入ください。

⑤句会ライブ(披講)
 頭から点盛りしながら披いていきます。

※昼食・間食のご提供はありませんので各自お済ませ・お持ちください。
※不明点はお気軽にスタッフまでお尋ねください。

(2)イベント後・懇親会のご案内

会場:地の酒地の酉・まる田 七番蔵
   札幌市中央区南2条西4 フェアリースクエアビル1階
時刻:17:30~19:30
会費:4000円(飲み放題つき)

  ※イベント受付時にご精算をお済ませください。
  ※当日のキャンセルは後日会費を申し受けます。
  ※中高生、小学生はお問い合わせください。

準備の都合上、こちらは必ず事前のお申し込みをお願いします。
いまのところ若干数お席が残っておりますのでお問い合わせください。
参加希望の方はイベントお申し込みのメールに ④懇親会参加 とお書き添えください。

くれぐれも悪天候を押して風邪など重しになられませんようにお願いいたします。
それでは当日、文学館地下講堂にてお会いしましょう!

2017年4月18日火曜日

第31回俳句集団【itak】イベントのご案内




辺境からの文学の運動・発信を掲げて船出した俳句集団【itak】は、参加いただいた多くのみなさまの力によってこのたび5周年を迎えることができました。旗揚からこれまでの間、道内・国内のみならず遠来の方のご参加とイベントへのご登場を頂きました。またみなさまの中からも多くの方の各賞受賞や、その他の団体・地域の文芸運動との連携など、わたしたちの座のエネルギーはいかんなく多方面に拡散されつつあります。

今回5周年の節目を迎えるにあたり、いつものイベントではなく全員が参加できる形の企画をご準備しました。「吟行」といえば俳人のみなさんにはなじみの深いものですが、これを少々クラシックな形にして、大短冊を壁に貼りだしての句会を行いたいと思います。俳諧自由の基本形を皆さんと共有する一日は、5周年記念にふさわしい企画ではないでしょうか。


俳句集団【itak】は北海道立文学館をホームとしてこれまでのイベントを開催して参りました。そこでこの日は北海道立文学館と中島公園を吟行して二句をお持ちいただきたいと思います。

各人自由にご散策頂き、文学館にお越しくださいませ。当日参加も大歓迎です。


(1)第31回イベントのご案内

◆日時:平成29年5月13日(土)
      13:00~16:50(12:30受付開始)
◆場所:北海道立文学館 講堂
札幌市中央区中島公園1番4号


◆プログラム◆

第一部 俳句集団【itak】旗揚5周年記念・吟行句会

『北海道立文学館・中島公園吟行句会』-大短冊貼出-


※開始時刻まで、北海道立文学館・中島公園を各自自由に吟行し
2句作ってお持ちになってください。大短冊は各自で書いていただく予定です。

 当日はスタッフの案内をお聞きのがしないようご協力をお願いします。

第二部 句会(当季雑詠吟行句2句出句)

 <参加料>
一     般  500円
高校生以下  無  料(但し引率の大人の方は500円を頂きます)


※出来る限り、釣り銭の無いようにお願い致します。
※イベント後、懇親会を行います(実費別途)。
店舗手配の都合上、懇親会は事前のお申し込みが必要になります。
会場および会費など、詳細は下記詳細をご覧ください。


参加ご希望の方は下記メールに
「第31回イベント参加希望」のタイトルでお申込み下さい。

会場準備の都合上、なるべく事前の参加申込みをお願いします。
イベントお申込みは5月11日までとさせて頂きますが

以降もご遠慮なくメールまたはFAXにてお問い合わせ下さい。

   itakhaiku@gmail.com

お申し込みには下記のいずれかを明記してくださいませ。
①吟行・句会ともに参加(当日13時までに受付にて投句願います)。
②第二部 句会見学・選句のみ参加(投句の方は第一部に必ずご参加ください)。


なお、受付開始12時半。投句締切は13時15分です。大短冊は各自清記ください。 
筆記用具など譲り合ってご使用願います(不明点はスタッフにお尋ねください)。
お名前または俳号・ブログ掲載の可不可について
受付時に確認させていただきます。必ずお書き入れください。
早退される方はお手数でも必ず選句をお済ませください。
また、天候や交通状況で投句に間に合わない場合等は、見学・選句のみのご参加となります。
なお欠席投句はお受けしておりませんのであしからずご了承ください。


(2)イベント後・懇親会のご案内

会場:地の酒地の酉・まる田 七番蔵
札幌市中央区南2条西4 フェアリースクエアビル1階
時刻:17:30~19:30
会費:4000円(飲み放題つき)


  ※イベント受付時にご精算をお済ませください。
※当日のキャンセルは後日会費を申し受けます。
※中高生、小学生はお問い合わせください。


準備の都合上、こちらは必ず事前のお申し込みをお願いします。
懇親会申し込みの締切は5月9日とさせて頂きますが、以降もお問い合わせください。

参加希望の方はイベントお申し込みのメールに ④懇親会参加 とお書き添えください。


ちょっとでも俳句に興味ある方、今まで句会などに行ったことのない方も、大歓迎です!
軽~い気持ちで、ぜひご参加ください♪
句会ご見学のみのお申込みもお受けします(参加料は頂戴します)。


北海道立文学館へのアクセス
※地下鉄南北線「中島公園」駅(出口3番)下車徒歩6分
※北海道立文学館最寄の「中島公園」駅3番出口をご利用の際には


①真駒内駅方面行き電車にお乗りの方は進行方向先頭部の車両
②麻生駅方面行き電車にお 乗りの方は進行方向最後尾の車両にお乗りいただくと便利です。


 

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2017年4月12日水曜日

りっきーリポート#21 今日までの【itak】をゆる~く振りかえってみるの巻


皆さまお元気でしょうか?
こんにちは、【itak】の裏方でみんなのアイドルことリッキーでございます。


今回もりっきーリポート、若者たちのitakでの活躍をリポートするつもりでいましたが、今回(3月ね)の学生さんの参加はほんの僅か、まぁ確かに時期的に卒業とか期末テストとかで「忙しくてそれどころじゃないわっ!」なんて感じですよね(;^ω^)
ということで、特段目を張るようなネタも無かったので今回は今までの【itak】の歩みをチョロッと振り返ってみようかなと思いますです、ハイm(__)m


【itak】も立ち上げから早や5年、次回からはなんと6年目に突入しちゃうという、BOSSを始めスタッフみんなビックリのしぶとさであります(笑
立ち上げ当初の目的は「北海道の俳句界をもっと自由に盛り上げよう!」「もっと若手(学生さん)や初心者さんが自由に俳句できる場を作ろう!」なんて感じで一同ワタワタとイベントを企画し句会も開催してきました。
当然の事ながら最初の頃は異端児的扱いで白い目で見られたり「【itak】?なにそれ?」的な御言葉も頂いておりましたが(いや、今も言われてるけどね(-_-;)、 地道に活動してきた甲斐もあって今は一定の認知度も上がって毎回のように新しい方が参加してくれたり、また【itak】に遊びに来てくれている高校生たちも徐々に増えていき、そして一昨年は旭川東高校が俳句甲子園で準優勝するなど、それはもう濃ゆ~い5年間となりました。

それに呼応してかどうかは分かりませんが、道内の俳句結社や各協会でもジワリと動きが出てきたようで、新たに結社で俳句を学ぶ方や協会に所属される方なども少しずつではありますが増えてきたようです。
今までは減る一方と言われていた北海道の俳句人口も、我々【itak】の活動でウマイこと刺激になっているのであれば、これほどうれしい事はありませんぜ、旦那っ( ̄▽ ̄)
 
・・・が、これで満足して足を止めちゃぁいけないって事で、【itak】はまだまだこれからも突っ走っていく所存でありますよん。

次回5月は旗揚げ五周年記念企画、【itak】初の吟行句会!5月上旬の北海道は厳しい冬を越えた花や木々たちが一斉に眩くそして彩る時期で、吟行にはもってこいのシーズンです。
そして5月は学生さんも新入学で色々フレッシュな風を吹かせてくれるシーズン!特に今年は大学生達とたくさん御縁が出来るような気配でありまして・・・(ニヤリ


という訳で6年目の【itak】もエンジン全開で突っ走りますんで、そこんところ夜露詩駆!
・・・
あ、エンジンにはちゃんとガソリン(酒宴)を補給しないと動かないんで、そこんとこもヨロシクです(`・ω・´)ゞ





2017年4月10日月曜日

俳句集団【itak】第30回句会評⑥ (橋本喜夫)


俳句集団【itak】第30回句会評⑥

  2017年3月11日
 
橋本喜夫(雪華、銀化)
 
 
 啓蟄や鉛筆の芯そろへ置く   遠藤ゆき子
 
鉛筆の芯を揃えて置く とはどういう景なのか 考えてみるとふつうの三菱の鉛筆(昔ならではの)であれば鉛筆をきちんと研いで、同じ方向に並べて置く。この場合シャープペンシルの芯を4~5本出して同じ方向に並べたのではなかろうか。そうすると、なにか虫のような感じがしないだろうか。そこに「啓蟄」の季語が生きてくる感じがする。
 
 
 生きものの色を集めて牡丹雪   ふじもりよしと
 
生きものの色を集めると、なんで牡丹雪になるのであろう?とか牡丹雪の白い色がはたして生きものを集めた色なのであろうか? とか読者が??を頭で考えているうちに作者の術中にはまるのである。こういう独善的な比喩的な表現が俳句ではぜったいに必要なのである。思えば 白はひかりの三原色をあつめれば白くなるのではなかろうか。
 
 
 鳥雲に大霊界は果ての果て    三品吏紀
 
大霊界という言葉久しぶりに聞いた、丹波哲郎いまごろ大霊界でどうしているのであろうか。鳥雲に の季語に大霊界という言葉の取り合わせ悪くないと思う。問題は「果ての果て」なのだと思う。これは作者もおそらく気づいているはずだ。たとえば 鳥雲に入りて大霊界に棲む とか徹底的に
虚に持って行くという手もある。
 
 
 弥生なり十日十一日炎(ほむら)  五十嵐秀彦
 
三月十日は東京大空襲。十一日はご承知のとおり東日本大震災。弥生なりが逆に気になった。本来は陽暦4月なので。ここは「三月や」でいいのではと。日本にとって忘れてはいけない日が二日続いていることは大きな発見でもあるので、大事な俳句だと思う。
 
 
 新しき電柱並ぶ弥生かな    村上海斗
 
三月末の年度末には決算時期でもあり、予算執行もあるので意味なく新しいものが出来上がる。電柱が新しくなっても不思議はないのだ。弥生は「いやよい」の意味で、新しものがにょきにょき立つのはとても共鳴できる季語なのだ。
 
 
 黒鍵の艶めきだして冬終る   平野絹葉
 
ピアノの黒鍵を詠むことはけっこうあると思うが、「艶めく」と詠んだのは過去にはないのではないだろうか。たしかに黒光りした感じは、末黒野も想像されて「春」めいた感じである。そういう意味で「冬終わる」はするどい季語選択だと思う。
 
 
馥郁と蕊を反らせて臥龍梅     増田植歌
 
北海道の人間なかなか臥龍梅は詠む機会がない。そういう意味では名古屋在住の作者ならではの詠みである。中七の「蕊を反らせて」という措辞。馥郁という措辞。どれも臥龍梅のありようを的確に写生していると思われる。

 
◇◇◇
 
以上さくさく 今までの中で最短時間で終了。たくさんの句をあっさり触れることに終始してみました。今回はこれで勘弁してください。(了)