2013年11月21日木曜日

【itakスタッフ】野良猫リポート#8 来なかったらどうしよう?の巻


11月9日・猫的にはもう無理な気温ですー



*今回もナイスパンダちゃんズ*
 
前回はとても良い研究発表をしてくれた高校生諸君、ありがとう。就活・テスト、お疲れ様です。
今回はいつまでたっても先生からのお申し込みがないとかで、「え?燃え尽き症候群?若いのに?」とか人間たちは目茶苦茶心配していたみたい。猫的には「なるようになるにゃ」だけどさ。
ともあれ無事に3名が参加してくれたので、幹事さんズも一安心。今後ともよろしくお願いします。

句会ではFちゃんの「寒空に子供の声と早い闇」が詩人・矢口以文さんの天を、P君の「『とくダネ』や湯呑片手の生姜湯か」が三国真澄さんとK君の天を見事にゲット。
K君の「秋寒の風が染み入るシャッター街」はP君が人に採っていました。
評や披講の時におもしろかったのはやっぱり『とくダネ』という番組名の辺りだったかな。
野良猫さん的には「稲妻のできそうにないバック転」が好きでした。キャッと空中三回転にゃんぱらり。点は入っていなかったんだけどね。

彼らの選句はこんな感じ。

「団栗を拾ふ賢治の夢に逢ふ」 「立冬の午後コーヒーを深く淹れ」
「たべすぎとおやすみは似て夜長かな」 「トーストに檸檬クリーム冬に入る」
「すれ違ふ犬の後から冬来る」 「老いた手やあふるるほどの蜜林檎」
「『とくダネ』や湯呑片手の生姜湯か」 「秋寒の風が染み入るシャッター街」

そうね、句会はおやつの時刻。食べ物飲み物系いっちゃうか(^^

人数も多い句会でなかなか簡単には点が入らないかもしれないけれど、まずは参加して投句してみて、皆さんの句を読んでいっぱい勉強して帰りましょう♪
もうすぐ冬休み、宿題はたくさんあるだろうけれど、いっぱい句集を読んで楽しみながら勉強してくださいにゃ。


                          △  △
以上野良猫がお送りしました。(=ΦωΦ=)



※高校生の句に対する句評や、高校生の選評に対するご意見などは、【itak】事務局で随時お受けしております。明日の我々の生きがいになるかもしれませんよ、ご遠慮なくお知らせください。
明後日よりしばらくは、句集『無量』の一句評をシリーズでお送りします。




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