2014年1月29日水曜日

俳句集団【itak】第12回 講演者紹介


月岡 道晴(つきおか・みちはる)


國學院大學北海道短期大学部准教授・歌人。長野県出身。國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期単位取得。同大学院教務補助員、國學院短期大学非常勤講師、専任講師を経て現職。著書(共著)に『古事記がわかる事典』、『万葉集神事語辞典』など。上代文学会、萬葉学会、美夫君志会、古代文学会、日本文学協会の各学会に所属。また、歌人としてさまざまな雑誌・新聞等に寄稿(『歌壇』『短歌現代』『短歌新聞』など)。著書(共著)に『太陽の舟 新世紀青春歌人アンソロジー』。

朝日カルチャーセンター 札幌教室
「人麻呂恋歌拾い読み」 開講中。


第一部 講演会

『短詩型における「文語」と「口語」~信仰としての二分類~』

短歌・俳句等の短詩形においては、〈文語〉と〈口語〉という二分類がいまでも通用しており、しかもそれがしばしば作品の方法として議論の焦点に浮上してきます。
この場合、必然的にそのジャンルで作られてきた作品の歴史性や規範性が問題になり ますが、そもそも短詩形の歴史において、「文語の作」、「口語の作」とはどういった位相に おいて捉えられるものなのでしょうか。
その作品を無心に観察する際、意外にもこの二者には明確な隔たりとすべき点が実は見出せません。
それではなぜこの二者は異なるものとして現代でも対立的に論じられるのでしょうか。




<第12回俳句集団【itak】イベントご案内>

*と き  平成26年3月8日(土)午後1時~4時50分
*ところ  北海道立文学館(札幌市中央区中島公園1番4号)
*参加料 一般500円、高校生以下は無料

●第1部  國學院大學北海道短期大学部准教授・歌人
       月岡道晴氏による講演会
       『短詩型における「文語」と「口語」~信仰としての二分類~』
●第2部  句会(当季雑詠2句出句)
●懇親会のお申し込みもお受けしております
 詳細お問い合わせはEメール(itakhaiku@gmail.com)へ。


※今回は休憩時間などに、某有名俳人から【itak】に寄贈された約100冊の文芸書を無料でお分けします。お互いに譲り合いつつ、ご遠慮なくお持ちください。

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